秋の七草

秋の七草

七草といえば七草粥。 秋にもやはりお粥を作って食べる?

秋の七草は食べる目的ではなく、万葉集の中で山上憶良が秋の野の花を詠んだ二首で挙げた
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば ななくさの花 」で
「萩の花 尾花(すすき) 葛花 なでしこの花 おみなへし また藤袴 朝貌の花」
この7つの草花が伝わって、現在の「秋の七草」となったとのことです。
それと万葉集に出てくる身近な植物の名はほとんど変化することなく今日まで伝えられています。
これでお粥を作ったらとても苦そうです。
食欲ではなく、教養の七草でした。

万葉集とは

7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた日本に現存する最古の和歌集
全20巻で約4500首の歌が収められた日本最古の和歌集
天皇から一般庶民にいたるまで様々な階級の人々の和歌集


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